クジラ、イルカはどんな存在なの?

クジラ、イルカはどんな存在なの?

目次

クジラ、イルカの特徴

クジラ、イルカの特徴を挙げてみました。

かわいい、美しい、
きれいな瞳

いつも楽しそう、喜びにあふれている、幸せそう

好奇心旺盛、子供心を忘れない、無邪気、遊びのエキスパート

芸達者、泳ぎがうまい、ジャンプが得意、ダイナミック

ハートがオープン、仲間を大切にする、愛に溢れている、人なつっこい、表現豊か

優しい、受け入れてくれる 寄り添ってくれる、許してくれる、癒される、安心する

感性豊か、直感的、神秘的 賢い、知性がある

自由、優雅、束縛されていない、自然、執着しない、柔軟、軽やか

穏やか、平和、静と動のバランス、シンプル、委ねている

どなたもクジラ、イルカに対して好意的なイメージを持っていて、人間が惹かれる存在です。

こちらのページでは、クジラ、イルカが、人間よりも進化している所を挙げていますので、ご覧ください。

クジラ、イルカと人間の違い

クジラ、イルカと人間の意識、心、行動の比較

クジラ、
イルカ
人間
1男性意識と女性意識のバランスが取れている
右脳と左脳のバランスが取れている
男性意識が支配的
左脳が支配的
2ハートに従っている、感情を大切にするマインドに従っている、知識優先
3集団意識が強い、ワンネスの意識個の意識、エゴが強い、自己中心的
4調和を大切にする、全体のことを考える、
思いやる
競争ばかりしている、エゴを優先する
5周りをありのままに尊重する周りを批判し、偏見の目で見る
6何も隠す必要がない、
すべてが分かっていて本音のみ
心にたくさんの秘密を持っている、本音と建前
7子供のように遊び好き、
創造的、喜びを選択する
常識、ルールにしばられている
8他のクジラ、イルカを愛し、
人間のことも愛し、癒す
他人を傷つけ、クジラ、イルカのことも傷つけ、
命をないがしろにする傾向がある
9どんな自分も愛している、許しているありのままの自分を愛せない、許せない
10地球を愛している地球を破壊する
11過去の辛い出来事を流す、許す過去の辛い出来事と向き合わない、許さない
12いつも喜びに満ちていて、幸せ空虚、退屈、不満足な状態が続く
13心の中はいつも平和心の中はいつも対立、葛藤
14自分で自分を幸せにする、自立型、自由、主人公自分で自分を幸せにできない、依存型、不自由
15どんな状況でも責任を取る、受け入れる辛い状況から逃げようとする
16何も持たない、シンプルたくさんの物、権力、名誉を所有し、
また所有しようとする
17宇宙を完全に信頼し、流れにゆだねる恐怖から、人生の流れに抵抗する
18自分のことを知っている、
生まれてきた目的を知っている
自分のことを知らない、
生まれてきた目的を自覚していない
19本当の自分(本性)と繋がっている本当の自分(本性)と分離している

イルカが溺れている人間を助けたという神話・民話・逸話は世界中にあります。
また、クジラ、イルカが傷ついている仲間に寄り添う姿など、親子や仲間の絆の強さを感じられる動画も目にします。
クジラ、イルカはとても愛情深くて、共感能力が高く、助け合う動物です。

古代ギリシャの偉大な哲学者であり博物学者であるアリストテレスは、その著書『動物誌』(紀元前4世紀ごろ)のなかでイルカの知性について述べています。

「海の動物の中で話題が最も多いのはイルカであって、それらはイルカのおとなしくて馴れやすい性質を示しているが、タラスやカリアやその他の地方での少年に対する愛情や欲情の実例さえあげている。
またカリア地方で一頭のイルカが捕らえられて負傷したとき、イルカの大群が一度にどっと港へおしよせてきて、漁師が捕らえられたイルカを放してやるまで去りやらず、放してやると、みんな一緒に出ていったという。
また小さいイルカたちには必ず大きなイルカが一頭付き添って守っている。
大きなイルカが泳いでいて、すでに死んだイルカが深みへ沈みそうになると、その下へ泳いで行って、背中にのせて持ち上げているのが見られた。
まるで死んだイルカに同情し、他の肉食動物に食われないようにしてやっているようである‥‥」

アリストテレス
アリストテレス

「海の動物の中で話題が最も多いのはイルカであって、それらはイルカのおとなしくて馴れやすい性質を示しているが、タラスやカリアやその他の地方での少年に対する愛情や欲情の実例さえあげている。

またカリア地方で一頭のイルカが捕らえられて負傷したとき、イルカの大群が一度にどっと港へおしよせてきて、漁師が捕らえられたイルカを放してやるまで去りやらず、放してやると、みんな一緒に出ていったという。

また小さいイルカたちには必ず大きなイルカが一頭付き添って守っている。
大きなイルカが泳いでいて、すでに死んだイルカが深みへ沈みそうになると、その下へ泳いで行って、背中にのせて持ち上げているのが見られた。
まるで死んだイルカに同情し、他の肉食動物に食われないようにしてやっているようである‥‥」

現代社会では個人主義が蔓延していて、街で事件があって誰かが苦しんでいても、ほとんどの人が無視をして通り過ぎてしまいます。
このような話を聞くと、ちょっと心苦しいですね。
歴史上、戦争は繰り返されてきました。
国の正義や利益のために人を殺すことが延々と繰り返されている、最近のロシア対ウクライナ、イスラエル対パレスチナの戦争を見ていると、愕然とするとともに、人間の進歩のなさを感じてしまいます。

万物の霊長とは、あらゆるものを治める主ということですが、万物の霊長と言われる人類が果たしてそうと言えるでしょうか?
人間同士が共感し合い、助け合うことを忘れてしまうほど、それぞれが分断されていますし、動物たちとも分断された状態で、動物への迫害が横行しています。

霊性が高くなれば、必然的に共感能力が高くなり、すべては1つに繋がっていて、地球上には人類だけが生きているのではないことを当たり前のように感じます。そして、動物や植物などの生命の営みを尊重することができますし、自分たちが暮らしている地球環境を大切にしようとするはずです。

しかし、人間は今、動物、植物と共存していくというよりは、自分勝手に殺したり、傷つけたりしています。

なぜ、このようなことができるかというと、あらゆるものから分断されてしまっているからです。
本来、万物の霊長であるならば、すべてに共感し、主管しているべきですが、それには程遠いと言えるでしょう。
例えば、パワハラを行っている上司は部下を統制しているつもりですが、実際は全く統制が取れていないのと同じであり、大義名分をかざして相手を攻撃する戦争と同じです。

クジラ、イルカを観察するとわかりますが、他の動物に比べて高い知性を備えて、霊的に進化しています。
霊的に進化しているので、すべてを見通す高い知性が備わっていて、他の存在を思いやり、共感することができ、あらゆるものを尊重する能力があり、それによって周囲に調和をもたらすことができます。

人間は、お金や物質など目に見えるものを重視するようになり、それを得ることばかりに関心が向かい、利己的になっていきました。
そして、できなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかるようになったり、不便だったことが便利になったり、汚いものをきれいにすることなど、2極に分けてより良いもの、価値を追い求めます。

こういった欲望と価値感によって、人間は科学技術を発達させ、物質的な生活を発展させてきました。

そして、人間は思考や論理を発展させることによって、すべてを把握したつもりになっていて、地球、自然、動物などあらゆるものを自分の意のままにコントロールできると勘違いしています。

人間はクジラ、イルカに対してもその視点で見てしまうので、科学技術文明を持っていないクジラ、イルカのことを軽んじて、どこか見下してしまいがちです。

しかし、人間が「所有する(ある)」「所有しない(ない)」、「できる」「できない」、「わかる」「わからない」、「便利」「不便」、「きれい」「汚い」などの二極に囚われるがゆえに、不自然で不調和な価値感を信じ込み、目に見えない大切なことを見落としていることに気づいていません。

このようにあらゆることをジャッジし、区別していった結果、自分自身の霊性と分断され、忘却していき、格差や偏見が増長され、人の心は分断され、狭く貧しくなり、実際に貧困が増え、人が幸福を感じにくくなりました。

霊的に進化していて、目醒めているとはどういうことでしょうか。
それは、そういった区別や二極に振り回されずに、目に見えない本当の自分自身(霊性)に気づいていて、覚(さ)めているかということです。

幸せは、そういった二極の中にあるのではなく、今この瞬間にすでにあるということに気づいていることです。

クジラ、イルカはそのような二極的な価値に囚われず、海の中で長い間暮らしてきた霊的に進化した存在です。

では、「他の動物も科学技術文明を持っていないということは、霊的に進化しているのか?」と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

ある観点から見れば、そうとも言えます。

しかし、クジラ、イルカは他の動物に比べて高い知性を備えて、霊的に進化していることは間違いありません。

霊的に進化しているからこそ、忍耐心、自制心を持ち、自分自身の欲をコントロールして、秩序を守ることができるのです。
それは、本当の自分自身(霊性)に気づいていて、二極的な価値に囚われていないからこそ持てるのです。

決して科学技術文明を否定しているわけではありませんが、人間は科学技術文明に囚われ、二極が支配する物質世界に囚われてしまったがために、守らなければいけないものに囲まれて、あらゆることが複雑になり、必然的に大切なことを見失ってしまい、霊的に退化してしまいました。

そして、霊的に進化したクジラやイルカを殺しているのです。それは自分自身の霊性を否定し、抹殺していることと同じです。

クジラ、イルカが存在をもって教えてくれていることは、人間が自分自身の霊性を認め、大切にすれば、すぐに幸せになれ、生活はとてもシンプルで満足するようになるということです。

クジラ、イルカの持っている霊性を認めていくことは、自分自身の霊性を認めていくことになるのです。

クジラ、イルカの霊性を認めて、尊重できる世の中になれば、人間同士ももっと認め合えるようになり、調和した平和な世界になっていくと思います。

クジラ、イルカから学ぶことは非常に多いのです。

今こそクジラ、イルカの霊性を発信する国へ

このように、人間が学ぶべき先生である霊的に進化したクジラ、イルカに対して、人間に人権が保障されているのと同じようにクジラ、イルカ権ならぬ、生存権が彼らに与えられるべきなのです。

彼らを殺すのは殺人と同じであり、本来あってはならないことです。

私たち人類がこのことをはっきり理解して、分断からではなく、一つの意識で社会を作っていかなければいけない時が来ていると思います。

現在、日本はクジラ、イルカを捕獲していますが、本来、日本人は和の心を持ち、道徳や秩序を重んじる国民性で、クジラやイルカに通じるものがあります。

ですから、日本はクジラ、イルカの霊性を発信していくのに最も適した国だと思うのです。

今こそクジラ、イルカの捕獲をやめて大切な仲間、先をいくものとして関り、日本が霊性の新しいリーダーになる時が来ているのではないでしょうか。

Dolphin Lovers Association Japan
 代表 ドルフィニスト篤

マスター・ゲート氏によるクジラ、イルカ論

私の霊的な先生であるマスター・ゲート氏のクジラ、イルカについてのお話も是非、読んでみてください。

物質の経験をするために地球にやってきたとき、人間は陸地で生活することを選び、人間より進化していて、人間を導こうとしている存在は地球の中心部へ向かいました。

魂としては人間と非常に似ているけれど、人間よりももう少し進化していて、人間のような複雑な経験が必要のない存在は、海の中で経験をするようになりました。

それがクジラです。

人間と根本は同じですが、異星人です。

人間は、クジラやイルカのことを少しは賢そうだけれど、万物の霊長である人間よりも進化していない魚だと思っています。

しかし、クジラやイルカには気がかりや心配、怖れなど自分自身を萎縮させ、自虐する考えがなく、純粋に物質(肉体)として彼らの経験をしています。

人間よりもはるかに進化した存在です。

考えている内容も、人間よりももっと深くて、知恵深いです。

人間には科学技術があり、文明が発達していると言っても、それが幸せをもたらすわけでもなく、人間が進歩したわけでもありません。

クジラにとって、科学技術文明は必要がなく、ただ海があれば、十分意味深く、幸せに生きることができます。

クジラを殺してその肉を食べるのは、人を殺してその肉を食べるのと同じことです。

日本人はもともと、クジラ族ととても近しいです。

ですから、日本人がクジラを捕まえてもいけないし、殺してもいけないし、食べてもいけません。

もしも、オゾン層が破壊され、太陽光線が直接地球にやって来るようになると、私達は死んでしまいます。

物質世界にオゾン層があるように、霊的世界にもオゾン層があります。

クジラを殺したら、霊的なオゾン層が破壊されてしまいます。

もしも、オゾン層が破壊され、太陽光線が直接地球にやって来るようになると、私達は死んでしまいます。

物質世界にオゾン層があるように、霊的世界にもオゾン層があります。

クジラを殺したら、霊的なオゾン層が破壊されてしまいます。

東洋人でありながら、なぜ、日本人が最も進化した民族だと認められているかというと、クジラのお陰なのです。

クジラはとても秩序があって礼儀正しく、マナーがあり、道徳があります。

テレパシーとしてその影響を受けるので、日本人は礼儀があって、道徳があって、忍耐心があって、秩序があるのです。

クジラのエネルギーの感化を受けているので、日本人は今のエネルギーを保っているのです。

クジラは、日本人にとって守護者であり、同伴者なのです。

クジラを殺すと、日本人の心の調和が崩れるようになっています。

日本人が他の国と同じように暴力的になって、殺人事件もたくさん起こり、そのような否定的なエネルギーが蔓延したら、天変地異がもっとたくさん起こって、大地震や津波がまたやってきます。

自然災害が本当はもっとたくさん来なければいけませんでしたが、クジラが肯定的な秩序と調和のエネルギーに変えて日本人に伝えていたので、日本人が心の調和を守り、道徳を守ったため、数限りない自然災害が起こらなかったのです。

クジラを殺すと、バタフライ効果のように、人の心の調和が崩れ、自然災害を呼び起こすのです。

(マスター・ゲート氏によるクジラ、イルカ論)